対応する元記事→ 2008/01/29配信:
ホロコースト犠牲者追悼国際デーに向けたイベント実施へ
ホロコーストとは狭義には第2次世界大戦時のナチスによるイスラエル人の計画的虐殺のことを指しますが、「大規模な虐殺」という一般名詞で使用される場合もあります。この国際デーは狭義のものを指します。
最近は、一方では歴史修正主義が活発化しつつあったり、他方では過去の事件等を遡って断罪するなどの動きがあったりと、ちょっと困った流れがあるように感じます。
もちろん、言葉通りの意味として、歴史を史実として再評価し、その結果としてこれまで定着していた歴史の「常識」を覆し、修正するということはあってもよいのですが、最初からある価値観・イデオロギーに従って「修正」していく、という動きはよろしくないように思います。
「困った動き」と書いたのは、そのような動きそのものがあってはならないというより、あったとしても、価値的な解決が見つかりそうにない、という点があるからです。